コロナになるよりも巻き込まれる方が怖いと思ったキャンセルの嵐

いつぶりなのか分らないほど久々の雑記です。

タイトルの通り、1個人事業主が新型コロナウイルスの巻き込みを受けた経緯について、時系列を追って少しだけ紹介しようと思います。

本来、こういった緊急事態の中で巻き込みなどと言う言葉を使いたくはないですが、年間の売上に対しての影響が大きすぎたことなどを踏まえてあえてこういった言葉にしています。他意はありません。

オリンピックで大丈夫かな?からのコロナ復活

昨年、ようやく1年遅れて日本でオリンピックが開催されましたね。

この頃、全国的にも感染者数は下がっており、正直「もうそろそろ落ち着くのかな」と考えていました。

ちょうど、この時期に沖縄の新規クライアント様から打診があり、10月末から12月末までの3ヶ月でサイトを作成してほしいとのご相談。

合わせて、コロナが落ち着いているようであれば実際に会いに行くので、制作環境を詳しく見せてほしいと言われておりました。

が。

直後、9月頭頃にクライアント様のご家族全員が濃厚接触者と判断され、家族の数名は陽性即入院に。

僕の方はサイト構築案を作成しながら、使用するドメインなどを探していた時期です。

クライアント様ご本人も濃厚接触者となったことで、9月中に会いに行くのは難しいと。

それは仕方のないことなので、こちらは準備を進めながらコロナの状況を見ましょう。そして入院されているご家族を最優先してくださいとお返事します。

幸い、クライアント様は陰性でしたが、この時点でご家族の入院は継続。

そして、極めつけの10月、11月頃に復活する新型コロナの猛威。

一度延期になった打ち合わせなど県を超えて出来るはずもなく、クライアント様も先が見えない状況に。

金額は出せないですが、事前の準備、打ち合わせ、各種手配が全て終わった段階でこれらに1ヶ月以上費やしていました。

が、11月半ば、クライアント様からの連絡。沖縄は特に厳しい状況にあったため、コロナの問題が落ち着くまでは一旦無期限の延期にしたいと。

こんな要望、断れません。クライアント様も被害者です。

となると、ここまで準備してきた業務は完全なるタダ働き。

これだけでもそこそこきついですが、2021年度、個人依頼でもっとも大きかった仕事もコロナコロナまんぼうまんぼうで延期延期からの実質中止です。

そりゃ、物理的に移動してもらうことは可能かもしれませんが、お互いの家族や親族のことを考えれば会って打ち合わせなんて完全に不可能。

結果、これだけで数十万円単位で損害+11月より予定していた仕事がなくなります。

音信不通多発

僕のクライアント様は4割ほどが直接のご依頼、残りはココナラなどのフリーランスサイトを利用してお仕事をしています。

フリーランスサイトは特性上「契約書による縛り」が出来ません。

いくら小さい事業所と言えど、一定期間仕事をいただくことになれば契約書での保障をしたいですが、フリーランスサイトのようなマッチングだけをしている場所では、クライアント様の本名すら分からないままお取引することも珍しくありません。

特に、WEB関連の人は情報も早く「オミクロンやばくない?」と言われはじめた段階で数件のクライアント様が音信不通に。

クラウドワークスに至っては、毎月依頼をするという変わりに価格交渉までされた挙げ句音信不通。

もちろん、店舗関連であると予測出来るご依頼者も激減します。

ええもう、年末の駆け込み需要にすがるように営業をかけまくりです。

しかし、9月、10月は手元にあったもはや広告すら貼っていないサイトを売却してしのぎましたが、11月はおワタ状態。

12月に多少頑張ったところで解消不能です。

結論:経済止まりすぎ

このコロナ禍において、正直に言うと、利益を上げているのは

マスクなど衛生用品を生産している会社、病院、製薬会社だけじゃないのかな?と思うほどエグいです。

僕のような集客のためのコンテンツ制作やマーケティングを担当する仕事はほとんどが「広告宣伝費」なので、速攻切られます。

ほんと辛い。

早くなんとか落ち着いて欲しいです。切実に。

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